WordPressのSWELLテーマで、クラシックエディターを使えるようにする手順をご紹介します。
SWELL管理人の了さんはブロックエディター(グーテンベルグ)を使うことを推奨しており、クラシックエディターは「基本的に不要なプラグイン」としています。
「クラシックエディターの方が使いやすい」と言う人もいますが、彼らのほとんどは以下に当てはまる人だと思います。
・ブロック機能の少ない(またはブロック非対応の)テーマを利用している
・旧エディターを長年使い続けてきてすでに慣れすぎており、作業フローの乗り換えコストが高いSWELLでは、ブロックエディターの方が絶対に効率的です。
それもあり、SWELLはブロックエディターに最適化された設計なのですが「使ってみたけど、どうしても慣れることができない」という人もいるかと思います。
実際に私がブロックエディターに馴染めず、途中からクラシックエディターにしました。
了さんが言っているとおり、クラシックエディターに慣れ過ぎて作業フローの切り替えに時間的コストがかかりすぎました。
しかし、ブロックエディターを使ってみて、納得した上でクラシックエディターに戻すことを決めたので後悔はありません。
非推奨なだけでSWELLでもクラシックエディターは使えるので、ここでは導入手順や注意点などを紹介します。
SWELLにはクラシックエディター機能は無い:プラグインを導入
SWELLにはクラシックエディターを使う機能は入っていないので、プラグインをインストールします。
(1)WordPressダッシュボード(管理画面)での左メニューで「プラグイン」>「新規追加」を選択します。
![プラグインの新規追加](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/3c151d4f796a408449710ff665153468.webp)
プラグインの新規追加
(2 )プラグイン新規追加の画面になったら、おそらくクラシックエディター(Classic Editor)プラグインが一番上に表示されているので「今すぐインストール」をクリック。
![クラシックエディターをインストール](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/aacdad2d418cb17ef407b9ab028d64e4.webp)
クラシックエディターをインストール
※見当たらなければ検索バーを使ってください。
(3)インストールが完了すると「有効化」ボタンが出るのでクリックします。
![クラシックエディターを有効化](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/9b89c89c7a9163e5244f6c38d265dfb8.webp)
クラシックエディターを有効化
(4)確認のため、ダッシュボード上部の「新規」をクリックして投稿画面を見てみましょう。
![新規をクリック](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/3ae475c2264324dd0a77bd164fa4e1c8.webp)
新規をクリック
(5)投稿画面がクラシックエディターになっていればOKです。
![投稿画面がクラシックエディターになった](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/97e94b90345d8d62a608f322bb24047e.webp)
投稿画面がクラシックエディターになった
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SWELLでクラシックエディターが反映されない?投稿設定を確認しよう
SWELLにクラシックエディターのプラグインをインストール&有効化しても、投稿画面がブロックエディターのままで反映されないことがありました。
これは、WordPressの投稿設定で「すべてのユーザーのデフォルトエディター」を変更することで解決しました。
(1)WordPressダッシュボードで「設定」>「投稿設定」を選択。
![WordPressの投稿設定へ](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/98c4d26f6a87d061c7ccbafe1781ed1a.webp)
WordPressの投稿設定へ
(2)「すべてのユーザーのデフォルトエディター」がブロックエディターになっていたら「旧エディター」に変更し「変更を保存」。
![旧エディターに設定](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/3fdcec35e10389bccb02e8e072141a07.webp)
旧エディターに設定
↓
![変更を保存](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/07/4fbfb5a9bba28d46e02b6d36d60a927a.webp)
変更を保存
これで無事にクラシックエディターが反映されました。
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ブロックエディターに戻す方法:クラシックエディターの解除
クラシックエディタープラグインを無効化することで、一時的にブロックエディターに戻すことができます。
無効化する方法は2パターンあるので紹介します。
方法❶ プラグインの無効化でブロックエディターに戻す
(1)ダッシュボード左メニューの「プラグイン」を選択します。
![ダッシュボードのプラグインへ](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/458acc73a5f335ba7b589ac7ac733ed5.webp)
ダッシュボードのプラグインへ
(2)プラグイン一覧「クラシックエディター(Classic Editor)」の「無効化」をクリックします。
![クラシックエディターの無効化](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/5029b219d3750f7b68e8a0afc5d5e137.webp)
クラシックエディターの無効化
方法❷ 投稿設定でブロックエディターに戻す
前項で紹介した、投稿設定の「すべてのユーザーのデフォルトエディター」をブロックエディターに変更しても戻せます。
![投稿設定でブロックエディターに戻す](https://ytechnote.com/wp-content/uploads/2023/10/bf6db31d805f7e92c3bfdac469b8827b.webp)
投稿設定でブロックエディターに戻す
ちなみにこの「すべてのユーザーのデフォルトエディター」設定は、クラシックエディタープラグインをインストール&有効化していないと出ないメニュー項目です。
再度クラシックエディターにしたいなら同じ手順で有効化してください。
ただし、ひとつの記事でブロックエディターとクラシックエディターを切り替えて編集していると、表示の不具合などが発生する可能性があるので注意しましょう。
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注意点:SWELLでクラシックエディターを使うならアウェーを覚悟すること
SWELLでクラシックエディターだと、使える装飾機能などがだいぶ少なくなるので注意してください。
SWELLユーザーフォーラムでも、クラシックエディターに関した質問や要望をしても優先順位は低く扱われ、最終的には「ブロックエディターを使ってください」でまとめられるので、アウェーな道を進む覚悟はしておきましょう。
【参考】クラシックエディターのメニューが足りない件。 < SWELLに関する質問>
クラシックエディターを使うとSWELLを買ったメリットを最大限に活かせなくなりますが、使ってみてどうしてもブロックエディターに馴染めない人は割り切ってクラシックエディターにするのはアリだと思います。
私がクラシックエディターに変更したのも、ブロックエディターでは記事作成の効率が悪くメリットとデメリットを比べた上でクラシックエディターが自分には合っていると判断しました。
ブロックエディターで使える装飾機能は魅力的ですが、デザイン性は犠牲にしたとしても読者に伝わる記事は作れると思ったからです。
エディターが使いにくいせいで記事作成がはかどらないのはブロガーとして本末転倒なので、自分に合ったツールでストレスなくブログ運営しましょう。
以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。
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